【年間ベスト_番外編②】2014年 "極私的" 期待の3枚
待ち遠しい3枚
前回は「2013年期待ハズレの3枚」をご紹介しましたが、
今回は「2014年期待の3枚」(*1)をご紹介します。期待ハズレに終わらないことを祈りながら。
・SOHN 『TBA*2』(4AD)
SOHN - Lessons (4AD) - YouTube
以前もご紹介したSOHN。僕はBanksのリミックス・ワークで彼を知り、即効でJETSETで彼のアナログを購入したものだ。彼の音楽でもやはり「声」は存在感がある。特上のメロウネスと洗練されたアーバンさがあるヴォーカルは、繊細なエレクトロニカ・ベース・サウンドとの相性も抜群。今年一番期待しているアルバムです。
にしても、Samphaもそうだけど、トラックメイカーと思いきやソロ作となると自らの素晴らしい声を披露してくれるアーティストが最近多い気が。
*ライブも素晴らしいので是非
・Warpaint 『Warpaint』(Rough Trade)
相変わらずドラムとベースが良さそう。その旋律でギターよりも耳をリードしてくれるベースの存在感が僕はこのバンドの好きなところで、The XXとの類似性だと思う。
セルフ・タイトルとなる新作は1月にリリース。レコーディングとミキシングには大好きなエンジニア、Floodが関わっている。このバンドはさらに化ける気がします。デビュー時からフォトジェニックではあったけど、近影を見るとより魅力を増しているしね。
・SPOON『TBA』(Merge)
ステレオガムでも10位に挙げられていたSPOON。
前作『Tranceference』は個人的にはイマイチだっただけに期待は大きい。
『Ga Ga Ga Ga Ga』(2007)よりも『Kill the Moonlight』(2002)のテイストが戻ってきて欲しいな~。
~次点~
Interpol『TBA』(Capitol)
先ごろアナウンスされたアイスランド開催される<ATP>でもPortisheadと並んでヘッドライナーがアナウンスされたInterpol。タイミングを同じくしてギターのDaniel Kessler(ダニエル・ケスラー)が「これからミキシング」と呟いていたので恐らく14年の早い段階でアルバムがリリースされるのではと思っています。
3枚目以降は低空飛行が続いている上に、初のカルロスD無しでのレコーディングですのでやはり心配です。The Strokes同様、「初めの2枚だけだった」と言われないように・・・。