【Live Report】Oneotholix Point Never @代官山UNIT_ Mar 21, 2014
Not Lean-Forward, Lean-Back!
アルバムを通しで4回程聴いてもよく分からず、そしてライブを観てもやはり良く分からず。予想はしてましたが、本当に分かりませんでした(笑)。唯一言えることは、
- とんでもない出音なので是非とも最高の音響を備えたシアターみたいなところでソファーにもたれながら(lean back)聴いてみたい
(踊らせる音楽ではないから、立ちっぱなしはかなりシンドいです) - パッテンは多分ライブ慣れしてないと思われるので、もっと音の出し方を練習したほうが良い(笑)
という訳で今回は何とも自分の言葉で上手く表現出来ないので、自分が感じたことに近いコメントをされている方のtweetを引用してみることに・・・
OPNとpattenの組み合わせでチケットsold outしたこと、終始 学会にいる気分で誰1人微動だにせずステージに見入っていたこと、あの雰囲気忘れられないな。何かアートパフォーマンスを鑑賞してる感じ。劇場でやってもよかったんじゃないだろうか。
— Azusa Ogiwara/荻原梓 (@az_ogi) March 21, 2014
OPN初来日ライブ行ってきました。すんごい音の解像度。もう全部が信じられないくらい出てた。ちょっと衝撃すぎて.......2回くらい音で気絶しそうに。また見たい
— Koji Nakamura ナカコー (@iLLTTER) March 21, 2014
昨日のOPNのライブ。もう一度確かめたくてCD聴くけど、全然音が違う...。うーん不思議。ライブ行って騒ぎたいとか、盛り上がりたい!的な人にはオススメしないけど、音が超好き!という人はOPNのライブ絶対行くべき。イス席でぐだーってなりながら聴きたい
— Koji Nakamura ナカコー (@iLLTTER) March 22, 2014
OPNのライヴですけど、出音におけるその解像度の高さという尺度を身を持って体感したのは初めてかもしんない。それを下敷きに鋭利なノイズを強烈な音圧と共にドローンでぶちまけられると中々の放心状態に。録音作品では味わえない音像があった。 pic.twitter.com/ia2tEt10w2
— yoda (@shizentai) March 22, 2014
一つ一つの要素をとってみれば、それはどこかで聴いたことがあるものかもしれない。ただ、その記憶をたどった時我々はその音にこれほどまで新鮮な響きを聴き取っていただろうか。OPNは楽曲というセオリーの中で埋もれてしまった電子音楽の魅力を、「視点の転換」によって鮮やかに蘇らせてみせる。
— FrozenFriends (@FrozenFriends) March 22, 2014
あとはそうですね・・・、会場は超満員でしたが男性比率9割のストイックな感じで、皆アウター着たままで踊る気ゼロなのは「あ、やっぱそうなのね」と納得でした。
評価インフレが起きている気がしなくもないOPNだけど、彼のライブが満員というのは何だか「楽しむのに訓練を要する音楽を聴く人」と「簡単な音楽ばかり聴く人」の格差がどんどん開いてるってことなのかな?ともふっと思ったり。
修行に近かった2時間余り、こんな余計なことばかりを考えていました。
*ちなみに写真はパッテンです