【Song Review】Adele "Hello"
アデル、ほぼ5年待ったアルバムからの1stシングル。 万人受けの分かりやすーいフックという訳でもなく(あくまでもアデル内相対的にだが)、シングルにしては尺も長め。 ”「Someone Like You」的シングルをもう一発当てにいく”という最大の誘惑には打ち勝ったと言って良いのかな?
ブルージーなストンプを打ち鳴らした前作に比べれば、音数も少なくミニマルなプロダクションで時には豊か過ぎるほどのその「歌声」に更に比重に置いた、ということか?
まだ1曲では何とも言えないけど、「トリプル・プラチナなんて無い時代」に世界中で売れて、売れて、売れまくったメガ成功作『21』をもう一度・・・なんていうダサいことにならず、「次」に歩みを進めてくれたように聴こえるのは、僕個人的にはハッピーなこと。
アデル不在中にはSam Smithがポップの王座に駆け登ってきた。本曲「Hello」のPVはグザヴィエ・ドラン。まさに女王に隙はなしということか? まぁ、11月20日を待つことにしよう。
ちなみにですが、アルバム・リリース時のツイートがまたアデルらしくて素敵なのでこちらも是非ご一読あれ。
”『25』は知らない間になってしまった自分を知ることについてのアルバム。そして時間がかかってごめんなさい。でもほら、それも人生。” >>https://twitter.com/Adele/status/656787881349009408/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw