【Live Report】Hostess Club Weekender _ Day1(@ Jun 21, 2014)
やはりラインナップの影響は集客に大きく影響
海外インディーシーンの旬をリアルタイムにパッケージ化し体験できるイベントとしてすっかり定着してきた<Hostess Club Weekender>ですが、8回目の初日のこの日はさすがに渋すぎたラインナップのせいか集客はかなり寂しい感じ。2階席は初めからクローズした状態での開催でしたね。
初の新木場スタジオコースト開催となった前回開催では満員にも関わらずフードエリアはトラック2台のみという環境整備にかなり難がありましたが、今回はだいぶ改善。再入場も可能になりましたが、そもそも陸の孤島=新木場ゆえ外に出ても何かすることがあるわけでもなく、やはり最長丸2日を過ごすイベントでコーストに缶詰というのはシンドイなと改めて。
個人的にはなんだかんだでお台場のZEPPダイバーシティ開催が最も気軽に過ごせたな〜と感じている次第。
さてさて、それでは<1日目>の簡単なレポートをさくっといきましょう。
<1日目>ライブレポート
■Highasakite(ハイアズアカイト):
”すいません”
いきなり見てません!
■SOHN
”予想以上にシンガーソングライター”
2日間を通して最も楽しみにしていたSOHN(ソン)。このブログでも繰り返し紹介してきました。「声の復権」というフレーズとともに彼について触れてきましたが、初めてライブを生で観た感想は、やはり想像よりずっとオーセンティックに「シンガー」だった。
黒ずくめ、かなり大柄でオーラのある風体、お馴染みのフード。PAにサウンド調整の指示を出す身振り手振りですら優雅で、身体をリズムに合わせながらどの曲でもとにかくしっかりと歌いあげる。声の出は素晴らしく、サウンド・テクスチャーの妙をライブで味わってもらうというよりは、その歌声をどっしりと中心に据えたライブ構成。
「特別な瞬間を作り上げた」というほどではないがそのシンガーとしての確かな実力をしっかり見せてくれた日本初戦。
■Perfume Genius
”個人的には新しい方向性にピンと来ず”
気圧されるほどのダークネスを露出狂的に晒すことなく、美に昇華できる歌声。これまでのPerfume Geniusを形造ってきたシンプルでフラジャイルなピアノとあの歌声。僕の中では未だにその期待があるゆえか、Portisheadと仕事をしているという新曲の方向性はまだライブではチグハグに聴こえた。変わることを否定はしながいが、この試みは難しい挑戦になるのかもしれない。モノにできるかはまだ未知数だが、いずれにせよ過渡期。
■Simian Mobile Disco
”本人たちもしんどかったのでは?”
ストイックでした。極めてミニマルに絞り込んだトラックを放り込んでくるものの、フロアはほぼ無反応。彼らに責はないが存在としての若干のアウト・オブ・タイム感とこの貫徹されたストイシズムはこの日は余り機能しなかった印象。
■Blonde Redhead
”えっっと・・・”
SMDですっかり疲れちゃって初めの10分位で帰っちゃったので、特に書くことが・・・。彼等のライブは初めてだったんですけどね・・・。
とすっかりサボり癖のついた<HCW>レポート。
明日もサボった感じなので悪しからず・・・!