【新・Weekly Music】HYPE MACHINEで見つけた素敵な音楽たち⑥
先週はすっかり仕事で疲れたためお休みしてましたが、復活です。
今週のイチオシ
Noosa「Clocktower」
Sky Barbarick(スカイ・バーヴァリック)とMatt Buszko(マット・バスコ)の2人組。2012年、NYを拠点にEP"Walk On By"で音源を初めて世に公開。ただその後しばらく目立った動きはなく、活動の拠点をLAに移し、アルバムの準備をしていたようだ。
5月20日にリリースされたばかりのデビュー作『Wonderland』からの1曲。London Grammerへのアメリカからの回答と言いたくなるようなゴシックな趣のあるバラッドが主体。ここのとこずっと「声の回帰」とかいい加減なことを言ってきましたが、英米ではがっつり歌えるSSWが次々と台頭してくるね。
YouTubeでアルバム全曲を聴けるようなのでまずはお試しあれ。ちなみにこのアーティストも個人的に相性抜群なHillyDillyで知りました。
<Hypemachine:http://hypem.com/artist/Noosa >
今週の次点
Phoria「Undone」
英国はすっかりメランコリアの季節なのか。London Grammerしかり、アデル不在中に台頭した新たなポップ・シンガーの王者、Sam Smithしかり、そしてこのブライトンの5人組Phoriaしかり。
にしてもイギリスの若手の競争は今、相当激烈だろうな。まだまだ留まることを知らないって勢いで出てくる。これだけの質と量を生き残ったアクトは必然的に歴史に残るレベルに到達すると思うので各々の動向が楽しみでならない。
2枚目になるEPが6月にリリースを控えている。HypeMachine上でも聴ける「Emanates」を聴けば、やはりこの10年でイギリスがエレクトロニック・ミュージックが育んできた土壌がどれだけ豊かだったかを痛感する。
<Hypemachine:http://hypem.com/artist/Phoria >